セサミンの効果・効能と副作用
セサミンそのものには副作用らしきものはないとされています。
少なくともセサミンを食べ過ぎてお腹をこわしたとか、顔色が悪くなったとか、そうした話を耳にした事はないので、きわめて安全な食材である事は確かです。
ただし、家計の節約のために高価なサプリメントではなく、せっかくごまという健康食があるのだから、ごまからセサミンを摂取しようとして、大量にごまを食したとしたら、これは問題です。
ごまは、植物性油脂を多く含んでいますからカロリーが高いです。
栄養価も高く、少量なら滋養強壮に最適ですが、セサミンの標準量に相当するごまを毎日食べれば、カロリーオーバーで肥満の元になります。
さらに豊富に含まれているビタミンAやミネラルなどの栄養素を大量摂取することによって、下痢や悪気を引き起こす可能性があります。
それではサプリメントではどうでしょうか。
いくらセサミンとはいえ、一緒に含まれている成分の内容によっては副作用を引き起こす場合もありますので、やはり適量を守って摂取する方が良いでしょう。
セサミンと最高の組み合わせであると評価も高いビタミンEは、セサミンと同等の栄養価および機能を併せ持つ食品ですが、副作用がないことでも共通しています。
コエンザイムQ10やポリフェノールなども同様です。
ただしワインなどお酒からポリフェノールを摂取しようとする場合も、適量をしっかり守らないとアルコールによる弊害が生じます。
セサミンそのものが持つ効能・効果は大変バラエティーに富んでいます。
研究が進むごとに、効果をいくつも見つかるほど、あらゆる効果に優れています。
代表的な効果は抗酸化作用でしょう。
防腐剤のような働きがあることからコエンザイムQ10など、酸化しやすい成分と混合されて発売されている製品も見つけることができます。
浄化作用、女性ホルモンに酷似した働きもあるので、更年期障害に悩む女性にも愛用されています。
血流促進、新陳代謝促進、細胞分裂の活性化、活力と若々しさの回復、疲労回復、冷え性改善、体質改善、精力増進、発毛・育毛効果など、あらゆる効果・効能を持っています。